我々60代のインターネット人口、どのくらいか気になりませんか?
若い人たちには、「アナログ派だからね少ないかもね、、、」といわれるかも知れません。
ところが、下の表を見てください。
何と76.6%の人がインターネットをやっています。
これが70代になると51%と急激に下がってしまいます。
これは、今70代の先輩たちが会社で現役のころ、まだパソコン業務が少なかったのが理由かも知れませんね。
我々世代は、30代から40代のころに急速にパソコンに触る機会が増えましたよね。
さて、我々世代がインターネットに使っている機器は何でしょうか?
下の表は全世代平均の調査結果です。
60代の内訳は、スマートフォン46.6%、パソコン47%、タブレット端末16.8%、携帯・PHS11%他になっています。
他の世代よりは、パソコンを使ってインターネットを楽しんでいる人が多いみたいですね。
スマホはメールやラインだけ、ネットの閲覧や買い物はパソコンで、みたいな感じですかね。
中には「YouTubeや動画配信サービスを楽しんでるよ!」という人もいるかも知れません、
ところで、あなたのインターネット環境は今どうなっていますか?
光にしてパソコンの大きな画面で楽しみたい!!
ADSLが廃止になる前に回線を代えたい!!
Wi-Fiが便利そうだから飛ばしたいな、、、
こんな人たちがいたら非常にもったいないです。
今やテレビを超えた娯楽になったインターネット、もっといい環境で楽しみませんか?
この記事はこんな方におすすめ
- スマホ以外でインターネットを始めたい
- インターネット回線にはどんな種類がある?
- Wi-Fiにするにはどうしたらいいの?
インターネット回線の種類
回線を決めるとき、インターネットを提供する会社が多すぎて悩んでしまいますよね。
できれば低料金で回線速度が速く安定している会社がいい。
でも、各社契約内容が複雑でどれが本当にお得なのかよく分からない。
キャシュバックやプレゼントなどで釣られているような気もするし、、、
一度や二度は、かなりしつこいセールスの電話を受けたことがあると思います。
はたしてどこがいいのか?
あなたが使っているスマホの会社と提携している回線と契約するのが最終的にはお得です!!
つまり、インターネット回線とスマホのセット割ですね。
現在、インターネットの回線の種類は大きく分けて4つあります。
回線種類
光ファイバーケーブルを使った高速通信です。
自宅に回線を引き込むので工事が必要になります。
インターネット回線の中で一番高速で安定しています。
無線回線
スマホと同じモバイル回線を使います。
工事不要で、ホームルーターという器機をコンセントに差せばすぐに利用できます。
ホームルーターの機能はWi-Fiルーターと同じです。
無線回線は電波を受信するのでスマホと同じく場所により感度が違います。
回線スピードが光回線よりも劣り、不安定な面もあります。
ケーブルテレビ回線
ケーブルテレビ回線を利用したインターネットで、すでにケーブルテレビに加入している人におすすめです。
ただし、テレビ用のケーブルと光ファイバーを組み合わせることにより実現しているので回線品質に劣るといわれています。
ADSL
電話回線を利用した一昔前の遅い回線です。
2020年以降廃止されていくのでこれからの選択肢にはなりません。
光回線
自宅にインターネット環境がなくこれから導入するのであれば光回線がおすすめです。
光回線は光ファイバーケーブルを利用した固定回線で、大きなデータも非常に高速でやり取りできます。
有線なので外部的な影響を受けにくく安定した通信ができます。
ただし自宅が戸建ての場合、光ファイバーケーブルを家の中に引き込む開通工事が必要になります。
工事自体は2時間くらいで完了しますが、工事を申し込んでから工事開始まで2週間前後待たされます。
工事はエアコンのダクトを利用してケーブルを引き込むか、新たに穴をあける感じになります。
マンションの場合、住んでいるマンションにすでに光ファイバーが敷かれてば簡単な工事で済みます。
敷かれてない場合はほぼ戸建てと同じような工事になります。
賃貸の場合は大家さんの許可が必要で、工事不可もあり得るので注意してください。
そんなときは無線回線を使うという方法もあります。
光回線の契約し利用するには、回線事業者(回線の設置・保守)やプロバイダー(インターネットサービス提供)と契約する必要があります。
まず、どこの回線事業者か(フレッツ光・au光など)を決め、その中からプロバイダー(OCN・ぷららなど)を選びます。
また最近は、回線事業者とプロバイダーが一体になったコラボ光もあります。
光回線の契約は各社ともかなり細かいコース設定や割引があり、自分に合ったお得なものを比較検討する必要があります。
工事費無料やキャッシュバックキャンペーン等で目移りしがちですが、まずは自分が契約しているスマホの会社と提携している回線にすれば多くの特典を受けられます。
月額料金の目安としては、戸建て5,000円前後、マンションタイプ4,000円前後になります。
Wi-Fiの飛ばし方
光回線を契約し家中をWi-Fi環境にするとどんなメリットがあるのでしょうか。
Wi-Fiのメリット
・スマホの通信量が節約できる。(スマホの回線を使わないため)
・家中どこでもパソコンやタブレットでインターネットができるようになる。
・プリンターなどの周辺機器と連携できる。(無線で印刷できる)
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ONUにはホームゲートウェイ機能が内蔵された一体型もあります。
また、Wi-Fi機能が内蔵されているものがほとんどですが利用料金が発生する場合があります。
基本的にホームゲートウェイは、回線契約と同時に光電話に加入しないとレンタルできない場合が多く、加入しない場合ONUだけになります。
ONUだけではWi-Fi環境が作れないので、市販やレンタルのWi-Fiルーターが必要になります。
メモ
ネットワーク接続に対応したパソコン、スマホ、テレビなどで、無線を使いインターネットができるようにする方式。
ONU
光回線の終端装置で光信号を電気信号に変換するもの。
光回線でインターネットする時に必要で、昔の回線で使われたモデムのイメージ。
回線業者から無料でレンタルされるものが多い。
ホームゲートウェイ
主に光電話やFAXを使えるようにするためのもの。
また、複数の機器を有線・無線でインターネットにつなげるもの。
無線機能を持つWi-Fiルーターのような機種が多い。
基本はレンタルで光電話契約者無料、それ以外は有料が多い。
無線機能を使うには契約の条件により有料・無料がある。
光電話
光回線を利用した電話であり、従来の回線に比べ基本料金と通話料金がかなり安い。
光電話は基本的にインターネットと同時に申し込まないと利用できない。
Wi-Fiルーター
光電話の接続を除けばホームゲートウェイとほぼ同じ機能。
レンタルか自分で市販品を購入して取りつける。
Wi-Fi機能に特化しているので家の間取や障害物の多さによって最適な機種を選ぶことができる。
ホームルーター
無線回線を利用した開通工事なしでも使える据え置き型のWiFiルーター。
コンセントに差して電源を入れるだけですぐにインターネットが始められる。
以下、光回線を契約して家をWi-Fi環境にするための接続例です。
1⃣ 光回線▶ONU▶ホームゲートウェイ(無線機能利用)
2⃣ 光回線▶ホームゲートウェイ(ONU一体型、無線機能利用)
3⃣ 光回線▶ONU▶Wi-Fiルーター(市販)
1⃣と2⃣はホームゲートウェイとONU一体型のホームゲートウェイの無線機能を使った接続例です。
無線機能は有料の場合もありますが、機器の数が少なく設置がスッキリします。
3⃣は光電話の契約なしで、ONUだけの場合のWi-Fiルーターとの接続例です。
ホームゲートウェイの無線機能は以前より良くなったといわれています。
しかし、無線機能に特化した市販のWi-Fiルーターにはまだまだ性能的にかないません。
1⃣や2⃣の場合でもホームゲートウェイの無線機能を使わずに、市販のWi-Fiルーターを接続することをおすすめします。
※Wi-Fiルーターは回線業者のレンタルもありますが、コスト面や性能面を考えると市販品の方がお得です。
市販のWi-Fiルーターがおすすめ
快適なWi-Fi環境を作るには市販のWi-Fiルーターを使うことが最適です。
ホームゲートウェイの無線より安定した速い回線スピードが得られるからです。
では、なぜ回線スピードにこだわるのでしょうか?
最近のインターネットは動画などの映像配信が多くなりました。
データサイズの大きい映像配信などを快適に楽しむには、ある程度安定している速い回線スピードが必要になります。
スピードが遅っかたり不安定だと、動画を見ている途中で映像が止まったりカクカクします。
Wi-Fiは、受信する機器との距離が遠い時や、途中に壁やドアや天井などの障害物が多いと電波が届きにくくなります。
また、近くに電子レンジなどの電磁波を発生させる機器があるとWi-Fiが途切れてしまします。
さらに、Wi-Fiに同時接続する機器が多くなるとスピードが落ちてしまします。
Wi-Fiの電波はかなりデリケートなものです。
有線接続と違い、無線になると回線スピードは1/10程度に落ちてしまいます。
つまり、Wi-Fiルーターの性能次第でインターネットが快適に使えるかどうかが決まってしまうのです。
市販のWi-Fiルーターは、住いの間取りごとに推奨のモデルがあり細かく設定されています。
2階建ての一軒家、3LDKのマンションならBUFFALO 無線LANルーター WSR-1166DHPLがおすすめです。
2019年11月に発売された新しい機種で、コスパも良くスタンダード機としては人気があります。
私も数年来使ってきたルーターが不調になり WSR-1166DHPLと入れ替えました。
木造2階建ての2階廊下にルーターを設置して、1階の居間で計測すると下りで50Mbps前後出ています。
居間のテレビで動画配信サービスを見るには十分なスピードですね。
もちろん、電波干渉に強いといわれている5GHz帯も使えます。
古いルーターは15Mbpくらいで、2.4GHz帯しか使えず不安定でした。
≫ 回線速度計測サイト fast.com
WSR-1166DHPLは価格も5,000円以下なので充分にコスパが高いです。
メモ
回線速度を表す単位で、1Mbpsなら1秒間に1メガのデータのやり取りができるということ。
bpsの数値が大きいほど動画などの大きなデータのやり取りが速くスムーズに行える。
回線には上り(アップロード)と下り(ダウンロード)があり、動画の視聴にはおもに下りを利用する。
一般的に動画をフルHD画質(フルハイビジョン)で視聴するには下りで5Mbps程度必要だといわれている。
Wi-Fiの周波数
Wi-Fiで使われる周波数にはおもに2.4GHz帯と5GHz帯がある。
2.4GHz帯は以前から使われきた周波数で、壁や床などの障害物にも強く遠くまで電波が届きやすい。
デメリットとしては、同じ周波数帯の電子レンジやIHクッキングヒーター近くにあると、干渉し合って電波が弱まったり切断しやすくなる。
5GHz帯はWi-Fi専用の周波数であり、他の家電が出す電波と干渉せず安定的した通信を行うことができる。
デメリットとしては壁などの障害物があると電波が弱まりやすい。
最近のWi-Fiルーターは、状況に合わせて2種類の周波数帯の使い分けができるものが多い。
その他、同性能のコスパ重視モデル
転送速度2.4GHz(300Mbps)5GHz(867Mbps)対応
無線回線
無線回線契約をしてホームルーターという機器をレンタルすればすぐにインターネットが始めれらます。
スマホでも使われているモバイル回線を利用するので回線ケーブルを引く工事がありません。
ホームルーターをコンセントに差し込むだけでWi-Fi環境ができ上ります。
また、ホームルーター以外にもモバイルルーターという機器もあります。
これは外でスマホやノートPCのために使うもので、家でインターネットするには適していません。
ホームルーター向きの場合
・賃貸住宅等で光回線の開通工事ができない
・早くインターネットを始めたい(光回線は2週間前後待たされる)
・月額の費用を少しでも抑えたい(光回線よりは2割程度安い)
デメリット
・通信速度制限がある(データを使い過ぎや夜間にはスピードが落ちる)
・通信速度や通信の安定性では光回線にかなわない
ケーブルテレビ回線
すでにケーブルテレビを契約しているご家庭なら、ケーブルテレビ回線を使いインターネットを始められます。
しかし、ケーブルテレビ回線を使った光ハイブリッドと呼ばれる方式にはデメリットがあります。
光ハイブリッド方式は、光ケーブルが途中でケーブルテレビの同軸ケーブルに切り替わります。
切り替わった時点で通信速度が落ちたりノイズが入ったりします。
通信速度の上限は320Mbpsが多く、光回線の1Gbps~より通信速度がかなり低下してしまいます。
料金も、通信速度によるいくつかのプランがあり、最大速度のプランでも光回線と同じかそれ以上になります。
ケーブルテレビを利用しているご家庭でも、映像配信がますます主流になっていくインターネットを快適に楽しむために光回線をぜひおすすめします。
ADSL
光回線が主流になるまではお世話になったADSLですが、2020年より順次廃止されていく方向です。
Yahoo! BB ADSLは2020年3月末から順次サービスを終了し、2024年3月末をもってサービス終了になります。
フレッツADSLは2023年1月末をもってサービスを終了します。
ただし、フレッツ光に対応していないエリアの場合は、2023年以降もADSLを使い続けることができる場合があります。
ADSLが廃止になる理由はおもに2つです。
1⃣ 回線速度が速い光回線のニーズが多くなりADSLユーザーが減ったため
2⃣ ADSLは電話線を使用しているため設備保守にコストがかかる
ADSL回線を使っている方は以下で確認を。
まとめ
これから我々世代でも、テレビに代わる娯楽の主流になっていくであろうインターネット。
メールやライン、ショッピングだけで使うのはもったいないですよね!
でも、インターネットを快適に楽しむためにはそれなりの環境が必要ということです。
現時点でベストな組み合わせは光回線+市販のWi-Fiルーターです。
これなら家中でインターネットを存分に楽しむことができます。
今流行りの動画配信サービスもテレビで楽しめますよ!!
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